前回に引き続きSoftEther VPNの設定を行っていきます。
設定に関する詳細な手順は省きますが、やることは以下の2つ
・ルーターのポート開放
・SoftEther VPN Serverの仮想Hubおよびユーザ、グループの設定
■ルーターのポート解放
SoftEther VPN Serverの設定内容によりますが、以下のポートを開放します
ポート番号 | TCP/UDP | 用途 |
---|---|---|
443 | TCP | デフォルトのリスナーポート(HTTPSポート) |
500 | UDP | L2TPのポート(L2TP over IPsecを利用する場合必要) |
992 | TCP | デフォルトのリスナーポート(telnetポート) |
1194 | UDP | OpenVPNリスナーポート(OpenVPNサーバー機能を利用する場合必要) |
1701 | UDP | L2TPのポート(暗号化されていないL2TPを利用する場合必要) |
4500 | UDP | L2TPのポート(L2TP over IPsecを利用する場合必要) |
5555 | TCP | デフォルトのリスナーポート |
8888 | UDP | デフォルトのリスナーポート |
どのポートを開放すべきかは各自の利用構成に合わせてください。
私の場合443番はWebサーバーが使用しているため設定していません。
また当然ですが、サーバー側のファイアーウォールの設定をお忘れなく!
■SoftEther VPN Serverの仮想Hubおよびユーザ、グループの設定
SoftEther VPN では仮想Hubごとにユーザ、グループを持っているので、
仮想Hubを作成したのちユーザを作成します。
設定方法などは結構簡単なので割愛します。
結構すんなり設定も終わりいざ接続テストという段階になってみごとにはまりました;;;;
→SoftEther VPN でVPN環境を構築 (SoftEhter VPN Serverトラブル編)